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日別アーカイブ: 2025年2月14日

REVEの雑学講座~ペアリングはいつから主流になった?!~

Silver Accessories REVEの更新担当、中西です!

当店ではシルバーリング・バングルの手作り体験を行っております♪

 

REVEの雑学講座

~ペアリングはいつから主流になった?!~

 

恋人同士がお揃いの指輪を身につける「ペアリング」は、現代では当たり前のように楽しまれている文化のひとつです。しかし、ペアリングがカップルの間で広く普及したのは比較的最近のことであり、その背景には社会の価値観の変化やファッションの流行、ジュエリーブランドのマーケティング戦略が大きく影響しています。

ここでは、カップルのペアリング文化がいつから広まり、どのように定着していったのかを、歴史的な背景や時代ごとの価値観の変遷とともに深く掘り下げていきます♪


1. ペアリングの起源 – カップルが指輪をつける習慣のルーツ

ペアリングの文化を語る上で、まず「指輪」がどのようにして人々の間で愛の象徴とされてきたのかを知る必要があります。

指輪は、古代エジプトの時代から「永遠の愛」の象徴として用いられてきました。エジプトでは、指輪の円形が「終わりのない愛」を意味すると考えられ、結婚の際に指輪を交換する習慣がありました。この風習は古代ローマへと引き継がれ、結婚指輪(マリッジリング)として広まります。

しかし、現在のような「カップルが付き合っている証として指輪をつける」という文化が生まれたのは、ずっと後の時代です。


2. ペアリング文化の普及 – 1980年代から2000年代の流れ

ペアリングが恋人たちの間で一般的になったのは、1980年代から2000年代にかけてのことです。この時期、日本を中心に「カップル文化」が成熟し、ペアアクセサリーの人気が高まりました。

1980年代:バブル期とブランドジュエリーの流行

1980年代の日本はバブル経済の真っ只中。高級ブランドブームが起こり、恋人同士で贈り合うジュエリーが大流行しました。この時期、カルティエやティファニー、ブルガリ などの海外ブランドが日本市場に本格参入し、ペアでアクセサリーを持つことがステータスとされるようになります。

ただし、この時代のペアジュエリーは「結婚指輪」や「婚約指輪」に近いものであり、現在のような「付き合っているカップルがカジュアルに楽しむペアリング」の概念はまだ一般的ではありませんでした。

1990年代:恋愛ドラマとティファニーブーム

1990年代に入ると、恋愛ドラマの影響で「ペアアクセサリー」が一気にブームとなります。特にティファニーの「オープンハート」や「ラビングハート」などのデザインが話題となり、カップルがペアでジュエリーを身につける文化が浸透しました。

また、この時代には「ペアルック」の流行もあり、恋人同士でお揃いの服やアクセサリーを持つことが「愛情の証」として認識されるようになります。この流れの中で、指輪もファッションアイテムとして取り入れられ、ペアリングが徐々に一般化していきました。

2000年代:ペアリングが一般的に定着

2000年代に入ると、ファッションブランドが「ペアアクセサリー」市場に本格参入 し、カジュアルに楽しめるペアリングが次々と登場しました。特に、「THE KISS」「4℃」「L.A.H.」「JAM HOME MADE」などのジュエリーブランドが、恋人向けに手頃な価格のペアリングを販売し始めたことが大きな転機となりました。

この時期には、結婚指輪のように高価なものではなく、1万円~2万円程度で気軽に購入できるペアリングが登場し、「付き合い始めたらペアリングを買う」という文化が定着していきました。

また、インターネットやSNSの普及により、カップルが「お揃いのアクセサリーをつける」ことがより一層クローズアップされ、ペアリングの文化が広がっていきます。


3. 2010年代以降 – SNS時代とペアリングの多様化

2010年代に入ると、ペアリングの文化はさらに進化し、多様化していきます。

SNSの影響とカップル文化の加速

InstagramやTwitter、TikTokなどのSNSが普及すると、「カップルの日常」を発信することが流行しました。カップルYouTuberやインフルエンサーが登場し、「お揃いの指輪をつける」という文化がより身近なものとなります。

また、SNSの影響で「推し活」「シェアリング文化」などが発展し、恋人同士だけでなく、友達同士や家族でも「ペアリング」を楽しむ人が増えました。

多様なデザインと価値観の変化

この頃から、従来の「シンプルなシルバーリング」だけでなく、個性的なデザインやオーダーメイドのペアリングが人気を集めるようになります。特に、以下のようなペアリングのスタイルが注目されました。

  • 刻印入りペアリング(名前や記念日を刻めるカスタマイズ型)
  • 誕生石入りペアリング(二人の誕生石を組み合わせるデザイン)
  • マット仕上げやアンティーク風デザイン(大人向けのペアリング)
  • ペアではなく「リンクデザイン」(お揃いだけど微妙に違うデザイン)

また、ジェンダーレスな価値観が広まる中で、カップルの形も多様化し、同性カップル向けのペアリングブランド も登場しました。


4. まとめ – ペアリングの文化はこれからも進化し続ける

カップルのペアリングが一般的になったのは、1990年代から2000年代にかけてのことでした。その背景には、恋愛ドラマの影響やブランドジュエリーの普及、カップル文化の成熟などがありました。

現在では、ペアリングは単なる「恋人同士の証」ではなく、「絆を深めるためのアイテム」として幅広い世代や関係性で楽しまれています。今後も、テクノロジーや価値観の変化とともに、ペアリングの文化はさらに進化していくでしょう。

あなたにとっての「特別なペアリング」はどんなものですか? ✨💍💑

 

 

 

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体験の詳細 場所:Silver Accessories REVE

料金:リング:9900円

バングル:16500円(6mm幅だと+2200円別途必要)〜(素材によって価格が異なります)

所要時間:約3〜4時間

持ち物:特に必要なものはありません。リラックスしてお越しください。

参加条件:ペアでの参加が基本ですが、友人同士や家族でも楽しめます。

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